
奈良は東大寺の大きな大仏、奈良公園の鹿たち、そして何より歴史のロマンを感じる美しい歴史的建造物が有名です。でもそんな奈良を夏に訪れるならぜひ体験してほしいイベントがあります。それが「なら燈花会(とうかえ)」です。
奈良公園をメインとし、古都奈良の街がたくさんのろうそくの灯りに包まれる、そんな幻想的な夜のイベントです。
なら燈花会とは?

「なら燈花会」は、奈良の夏を象徴するやさしい灯りのイベントで、1999年に始まりました。「燈花(とうか)」とは、ろうそくの火の先にできる花のような形のこと。この灯ができると縁起が良いとされ、願いが叶うともいわれています。
約20,000本ものろうそくが奈良公園一帯に灯され、幻想的な世界が広がります。観光客だけでなく、地元の人々にとっても心の癒しとなるイベントです。
開催期間は?
2025年の開催期間は8月5日〜8月14日の10日間(※毎年8月上旬に開催)。時間は19:00〜21:30ごろまで。天候により中止の場合もあるので、公式サイトでの最新情報チェックがおすすめです。
どこで開催される?
会場は奈良公園一帯に広がり、それぞれの場所で雰囲気が異なります。昼間と一味違う夜の奈良公園を散策しながら、お気に入りのスポットを見つけるのも楽しみのひとつです。
たくさんある中でも筆者のおすすめのスポットは、「浮雲園地」と「浮見堂」。「浮雲園地」は一番広い会場で、何千本ものろうそくが芝生の上に並びます。その景色は、まるで光の絨毯のよう。写真映えも抜群です!
そして「浮見堂」では、より幻想的な美しい景色を見ることができます。浮見堂は、鷺池に浮かぶ六角方のお堂。お堂一体にろうそくが並べられ、その灯りが水面を照らします。水に揺れるろうそくの灯りは一層ロマンティック。またこの池では、手漕ぎボートの貸出もあります。
イベントやグルメ情報
燈花会の期間中には、地元アーティストによる音楽ライブやライトアップ演出もあります。
また、ろうそくを並べる体験もボランティアでできます!見るだけでなく実際に自分が並べてみると特別な気持ちになり、夏の素敵な思い出の1ページになることでしょう。 そしてイベントといえば忘れてはいけないのがグルメ。燈花会では、たくさんの出店が出店されます。奈良の有名B級グルメのお店や、かき氷、その他もお祭り気分を盛り上げる美味しい屋台グルメをぜひ満喫してみてください。
心に灯る夏の記憶を奈良で——
やわらかな灯りに包まれた奈良の夏の夜は、まるで時間がゆっくりと流れているかのよう。 歴史ある街並みと、ひとつひとつ手で灯されたろうそくの光が織りなす景色は、ただ美しいだけでなく、どこか心に沁みる温かさがあります。
「なら燈花会」は、日常の喧騒から少し離れ、静かな感動を味わえる特別な体験。 この夏、あなたも幻想的な灯りに導かれて、心に残る思い出を見つけに奈良を訪れてみませんか?


