入社のきっかけは何ですか?

私は2022年3月にZenGroupへ入社しました。会社のグローバルなミッションと、多様性のあるカルチャーに強く惹かれたのがきっかけです。当時ZenGroupは(2022年時点で)16言語で世界中のユーザーに向けたサービスを展開していて、「本当に国際的な挑戦ができる環境だ」と感じました。

中国出身で日本文化が好きな私にとって、日本の商品を母国や世界の人々へ届ける“架け橋”になれるのは、とても魅力的でした。また、世界中からメンバーが集まっていて、社員の働きやすさやウェルビーイングを大切にしている点も印象に残っています。「ここなら成長できる」と思えたことが、入社を決めた理由です。

一日のスケジュールと、主な業務内容を教えてください。

マーケティングチームのリーダーとして、複数の言語圏にわたるマーケティング活動の管理・調整を担っています。主な業務は、各言語担当のマーケターとのミーティング、新規キャンペーンの企画・立案、優先順位の調整などです。チームメンバーを多方面からサポートし、各施策がスムーズに進行できる環境づくりに努めています。

マネジメントに携わる一方で、長年深く注力してきたパフォーマンスマーケティング(特にGoogle広告)の現場業務にも、引き続き「ハンズオン(実務担当)」として携わっています。この役割には、ピープルマネジメント(チーム体制の構築、プロセスの整備、メンタリング)と、実務レベルのマーケティング(キャンペーンの設計、分析、最適化)を両立させることが求められます。

また、中国語圏以外の市場サポートにも取り組んでおり、非常に興味深い挑戦だと感じています。市場ごとにユーザーの動きは異なるため、常にパフォーマンスを比較し、多様な文化的背景が広告やメッセージに対してどのように反応するかを日々学んでいます。

繁忙期はいつですか?

繁忙期は年末の大型セールシーズンです。特に11月は、マーケティングチームにとって大きな山場になります。中国の“ブラックフライデー”とも言える独身の日(11/11)に向けて集中的にキャンペーンを実施し、その直後にはブラックフライデーやサイバーマンデー、そしてクリスマスに向けた施策が続きます。

中国マーケットでは独身の日が最大のピークで、注文数が大きく増えるため、物流やCSとも連携しながら数カ月前から準備を始めます。年末ほどではありませんが、6.18のような年中イベントがある国もあり、波はあります。ただ、ボリュームと盛り上がりという点では、やはり年末が一番です。忙しいですが、大型イベントならではの企画ができるので、ワクワクする時期でもあります。

マーケティングの情報収集はどうしていますか?

マーケティングは変化が早いので、常に複数の方法で学ぶようにしています。業界ブログやニュースレター、レポートを読んで最新の動向を追い、デジタルマーケティングのトレンドも定期的にチェックしています。 また、ターゲット市場のSNSも日々観察しています。中国マーケットを担当していた頃は、WeiboやBilibiliで若い層のトレンド、ミーム、話題の言葉などを追って、企画のヒントにしていました。

さらに、チーム内でのナレッジ共有も大きいです。国際的なチームなので、他地域の事例や新しいツールを見つけたメンバーがチャットに共有してくれることも多いです。ウェビナーやオンライン勉強会にも参加し、今年はGoogle広告の新機能に関するセミナーもいくつか受けました。こうした「読む・見る・共有する」を組み合わせて、常に新しい情報を取り入れています。

ZenGroupのマーケターに最も求められるスキルは何だと思いますか?

一番重要なのは「適応力」だと思います。ZenGroupのマーケティングはグローバルで幅が広く、ある日はアメリカのアニメファン向けのSNS施策を進め、別の日はヨーロッパやアジア向けに釣り具のキャンペーンを企画する、といったように日々状況が変わります。
市場ごとの反応も違い、プラットフォームの機能も次々アップデートされるので、素早く切り替えて学び続ける力が欠かせません。 また、適応力には「役割を柔軟に変えられること」も含まれます。動画企画を考えた翌日にデータ分析をするなど、その時にチームが必要とすることに合わせて動く場面が多いです。
国際チームで他部署とも連携するため、コミュニケーション力も重要ですが、ひとつ選ぶならやはり“適応力”です。

人気の商品はなんですか?

ZenMarketは日本の通販サイトの商品を幅広く購入できるサービスなので、人気ジャンルも非常に多様です。中でも定番として人気が高いのは以下のカテゴリです。

・アニメ・ゲーム関連:フィギュア、トレカ、漫画、限定グッズなど、日本限定品は特に人気です。 ・ファッション・ビューティー:ストリートブランド、個性的なファッション、スキンケアなどの需要も高いです。 ・趣味・専門アイテム:日本製の釣り具、カメラ関連、こだわりの道具など、“品質の高さ”を求めて購入される方が多いです。 ・レトロ・ヴィンテージ:レトロゲーム機や古い玩具、コレクターズアイテムも強いです。 本当に幅が広く、ある日は限定ギター、別の日は珍しい日本語の本、ということもありますが、全体としては「ポップカルチャー」「ファッション」「趣味の高品質アイテム」が特に強いと感じています。

ユーザーはどんな方が多いですか?

私たちのユーザー層は非常に幅広く、商品カテゴリーによっても異なります。一般的には、およそ18歳から50代以上まで多岐にわたります。

例えば、若い層のお客様はポップカルチャーのカテゴリーに強い関心を持つ傾向がありますが、40代や50代のお客様は、日本国外では入手困難な趣味の品や、プレミアム品質のアイテムを購入されることが多いです。地域を問わず共通しているのは、多くのユーザーが日本のブランドを信頼しており、「Made in Japan」の品質を高く評価しているという点です。

インフルエンサーとの連携などはありますか?コラボをしますか?

はい。ただし、その手法は市場によって大きく異なります。 例えば中国では、多くの主要なグローバルプラットフォームが制限されているため、インフルエンサーマーケティングには現地のプラットフォームの使用や、厳しい規制への対応が求められます。海外企業にとっては公式アカウントの開設だけでも長い時間を要することがありますが、それを成し遂げることには非常にやりがいを感じます。

近年では、ブランドとクリエイターの幅広いネットワークを繋いでくれる代理店を介することで、コラボレーションがより効率的になりました。クリエイター一人ひとりに個別に連絡を取るのではなく、代理店が適切なインフルエンサーを大規模にマッチングしてくれるため、パートナーシップがより現実的かつ持続可能なものになっています。

成功したキャンペーンはどんな内容でしたか?

代表例として、まず中国向けの独身の日(11/11)キャンペーンがあります。ZenMarketとして本格的に独身の日に取り組んだ初期のタイミングで、私が中心となって企画を進めました。期間限定の割引や特集ページ(例:「11/11に買いたいアニメグッズ」)を作り、WeiboやBilibiliでカウントダウン投稿や短尺動画を展開しました。マイクロインフルエンサーにも協力してもらい、結果として新規登録と注文数が大きく伸び、「準備が成果につながった」と実感できたキャンペーンでした。

また、「From Japan to Me」というストーリープロジェクトも印象的です。中国・成都のユーザーにフォーカスし、日本のファッションが好きでZenMarketを利用している背景を取材・映像化しました。販売促進というよりブランディング目的でしたが、実際のユーザー体験が伝わり、共感やエンゲージメントが高かったです。

さらに「Japan Shopping Spree」も、大阪での撮影手配や参加者募集など大規模でしたが、4本の動画が多く再生・シェアされ、旅行者や留学生にも届く企画となりました。タイプの違うキャンペーンですが、共通して大切なのは「ユーザーが何に心を動かされるか」を理解することだと学びました。

職場の環境や雰囲気について教えてください。

大阪オフィスに入ると、いわゆる“日本の一般的なオフィス”とは少し違い、多言語が飛び交う国際的な空気を感じます。私のチームも多様なバックグラウンドのメンバーで構成されており、マーケティング全体では30以上の国籍のメンバーがいます。互いの文化にオープンで、学び合える雰囲気があるのが魅力です。 社内の雰囲気はフラットで、新人でもアイデアを歓迎してもらえます。困った時には周りが助けてくれますし、チームリーダーになった時も上司や先輩が相談に乗ってくれました。
また、ワークライフバランスを大切にする文化があり、過度な残業を前提にしない点も安心です。学びの共有も活発で、SNSの新機能や成功事例を気軽に共有するような空気があります。「一緒に乗り越える」感覚が強く、働きやすい環境だと思います。

ZenGroupに入社して成長したと感じる点は何ですか?

大きく成長したと感じるのは、リーダーシップです。入社当初は中国マーケットの担当として専門的に動いていましたが、今年6月にチームリーダーになってからは、複数マーケットの戦略を見ながらチームをまとめる立場になりました。メンバーの育成、タスクの分担、意思決定など、視野が一気に広がりました。

また、マーケティングスキルも向上しました。複数文化に向けたコンテンツ設計、多言語SEO、アラビア語のように右から左に読む言語のUXの違いなど、実務の中で学ぶことが多いです。データ分析も、最初は数字に苦手意識がありましたが、周りに教わりながら今ではGoogle Analyticsなどを使って改善提案ができるようになりました。 さらに、異文化コミュニケーション力も伸びたと思います。英語・日本語・中国語を使い分けながら働く中で、相手に伝わる形で話す力や、文化差を理解して協働する姿勢が身につきました。

ご自身の成長のためにZenGroupがサポートしてくれたことはありますか?

はい、成長支援は手厚いと感じています。語学面では、外国人向けの日本語レッスンや、必要に応じた英語レッスンもあり、仕事だけでなく生活にも役立っています。 また、Google広告の資格取得に興味を持った際も、上司が前向きに後押ししてくれて学習の時間を取りやすくしてくれました。現在はマーケチーム全体でUdemyのビジネスアカウントも利用でき、専門的な講座を受けられます。

さらに、入社初年度から中国SNSでのマーケティング立ち上げを任せてもらったことは大きな経験でした。比較的新しい社員でも重要なプロジェクトを任せてもらえる“信頼”があり、実践を通じて成長できました。社内勉強会や外部カンファレンス参加の機会もあり、日々の業務の中でも先輩が丁寧に教えてくれる文化があります。

マーケターとして、今勉強していることはありますか?

マーケティングは変化が早いので、継続的な学習を大切にしています。現在は、Google Skillshopなどで広告運用の理解を深め、データからより正確に示唆を出せるように勉強しています。

また、動画コンテンツの重要性が増しているため、簡単な動画編集や短尺動画の最適化についても学んでいます。専門家になるというより、制作のプロセスを理解することで、デザイナーや動画チームとの連携がスムーズになります。 さらに、担当市場が増えたことで、ドイツ語・ポルトガル語・アラビア語圏の文化やトレンドも学ぶようにしています。言語を完璧に話せなくても、挨拶や祝日、流行の背景を知るだけで、キャンペーン設計の質が上がります。加えて記事や事例、時にはRedditやQuoraなども参考にしながら、常に新しい視点を取り入れています。

ZenGroupの「ここが良い」と思うところは何ですか?

一番は「人」と「カルチャー」です。30以上の国籍のメンバーが同じオフィスで働きながら、「日本と世界をつなぐ」という共通の目的を持っています。多文化環境で刺激が多く、閉塞感がありません。助け合いの空気があり、自分らしく働けるのも魅力です。

また、会社のミッションにもやりがいを感じます。世界中の人が欲しい日本の商品を手に入れられるようにすることは、実際に価値のある仕事だと思います。海外のユーザーが日本のカメラやスポーツ用品を喜んで受け取る姿を想像すると、仕事の意義を感じられます。 さらに、ワークライフバランスを重視し、ハラスメント防止にも本気で取り組んでいる点も安心材料です。無料のコーヒーやイベントなどの小さな楽しさもあり、コミュニティ感のある職場だと思います。まとめると、素敵な仲間・良いミッション・良い環境が揃っているのがZenGroupの魅力です。

応募者の方へメッセージ

もし一つだけメッセージをお伝えできるとしたら、「人生は仕事だけではない」ということです。健全なワークライフバランスは、本当に大切だと思います。
だからこそ、私はZenGroupをおすすめしています。ZenGroupはワークライフバランスを本気で大切にしていて、職場環境もサポーティブかつ国際的です。日本での生活を楽しみながら、仕事でも成長したい・全力を尽くしたいと思える環境があります。
日本で働くことに興味があり、前向きなカルチャーを持つグローバルなマーケティングチームで挑戦したい方には、ぜひ応募してほしいです。